エヴァンゲリオンのように
エヴァンゲリオンのように
午前八時は新宿の街もだんだんと朝の顔になり始め、道を歩くといつもより少し涼しい風が吹きます。夏休みもそろそろ終わりですね(もう学校始まっている方本当にすみません)。
この時期になると、
「あー、今年の夏あれやろうと思っていたのになー。」
なんてことをいくつも思い出してしまいます。
「時間ない!」
と言い訳してやらずにいることって、そのまま何年もやらぬままですよね。
だからといって
「できるうちに全部やろう!」
と一気に全部やろうとすると、そのしわ寄せを受ける人がどこかに生まれてしまうかもしれませんね。
バランスですね。
今日は私が「いつかやろうと思っていたこと」を書
きますね。
①エヴァンゲリオン(アニメ)を全部見る
②銀魂(アニメ)を全部見る
③シャーロックホームズを全部読む
④地元の友達と小旅行する
⑤小説を書く
⑥一人で文庫本と財布だけを持って遠くへ行く
⑦ゴッドファーザーを全部見返す
⑧ナルト(漫画)を全部読む
⑨デビルマン(漫画)を全部読む
⑩井上苑子のライブに行く
こうやってリスト化するのは大切なことですね。
皆さんもiPhoneのメモ帳でToDo管理をしているのでしょうか?
これは親父の教えなのですが、私は
「やるべきことは遠い順にやれ」
というToDo管理方法があります。
やらなければならないことを並べ、それを締め切りが近い順に並べた後、締め切りが遠い順に手をつけろいう教えです。
するとやってもやっても終わらない状況になります。
しかし終わった時には綺麗さっぱり全部終わっています。
せっかちな親父らしい教えです。
おかげで私もせっかちになりました。
残った時間は自分の時間、別の仕事に使います。
今年の八月ごろ、私は本当に忙しくて切羽詰まっている時期がありました。
LINEの通知が止まらなくて、やることは山積みになっていて(どう考えても終わらない)、そんな時に限ってトラブルは起こり、睡眠時間を削るうちに精神はすり減って行きました。
そんな時、ふとTwitterやFacebook(時には直接)で
「忙しいは言い訳!」
「本当に忙しい人は忙しいとか言わない!」
なんて言葉をみて本当に悲しい気持ちになっていました。
何が悲しいかというと、彼らは善意100%、キラキラな目で言っているということです!
自分の哲学はご立派ですが、
それを
「万人に当てはまるセオリーですよ」
といった顔で提言することは、遠くの誰かを傷つける可能性があります。
つまルところ、ToDo管理の方法なんて人それぞれです。あなたに合ったやり方を、状況に合わせて取り入れて行くことが大切なのではないかと思います。
先日、直木賞作家の朝井リョウさんがラジオでこんなことを言っていました。
「SNSなどで自分の投稿が客観視できるようになった。私たちは自分を発見しすぎている。」
その通りだと思います。
私たちは自分を発見しすぎている。
今決めつけてしまえば、今後考えずに済むから、楽ではあるのですが。
私たちの頭の中にエヴァンゲリオンのようなしなやかさが求められているのかもしれませんね。
そんなことを思っているうちに、新宿の街にも人が増えてきました。
それではまた。